野菜が不足がちな人には青汁がオススメです

青汁の様々な原料

青汁と聞くと「まずい」「苦い」「青臭い」などのイメージがありますが、最近では飲みやすくした商品が数多く販売されています。

青汁の材料としてよく使われるケールはアブラナ科のキャベツの一種で、独特の青臭さと苦みが特徴となっています。「スーパー野菜」と呼ばれるほど栄養素が豊富に含まれており、高い健康効果が期待できます。ビタミンAはニンジンの2倍、カルシウムは牛乳の2倍以上含まれていると言われています。その他にも、ミネラル、クロロフィル、ギャバ、食物繊維、葉酸など数多くの栄養素を含んでいます。飲みにくいという特徴のケールですが、他の野菜などを入れて飲みやすくしたものが数多く販売されるようになりました。

大麦若葉も青汁の材料としてよく使われています。大麦若葉とは大麦の若い葉の部分のことで、食物繊維や各種ビタミン、葉酸、カルシウム、鉄分、SOD酵素など、豊富な栄養素を含んでいます。食物繊維はキャベツの約15倍、カルシウムは牛乳の約10倍、葉酸はブロッコリーの約5倍と言われています。ケールの青汁よりもクセがなく飲みやすいとして、青汁を初めて飲む方や子供などに人気があります。 他に、明日葉、よもぎ、ゴーヤー、緑茶など様々あります。特によもぎは、体を温める温熱効果があるため、女性に人気となっています。

青汁は、不足しがちな栄養を手軽に補給することができるので、普段の食生活が偏りがちな方や、野菜不足だと感じている人などに最適な飲み物となっています。また、便秘ぎみな人や体がむくみがちな人、夜なかなか寝付けない人などの症状を改善する効果も期待できます。

ただ、腎臓の弱い人や肝臓や甲状腺の病気を持っている人は青汁をあまり飲まない方がいいです。豊富な栄養素を含んでいるだけに、体の機能を崩してしまう可能性があるからです。また、高血圧や糖尿病などの持病があり薬を飲んでいる場合も同様です。こうした病気をお持ちである場合には、医師に相談してから飲むことをオススメします。

現代人は野菜不足しがち

繰り返しになりますが、現代人は野菜が不足しがちだといわれています。そして、思い当たる人も多いと考えられます。そういった人たちは野菜不足の状態をきちんと改善しないと健康に影響が出てきます。しかし、外食が多かったりすると、なかなか野菜不足を解消することはできません。そんな時に、手軽に野菜不足を解消できるのが青汁だといえます。

青汁は、緑黄色野菜などを原材料としていることが多いです。そのため、食物繊維なども豊富です。この野菜などに含まれる食物繊維が不足すると便秘などになりやすいです。そして、便秘も健康な生活を送る上ではよくないことです。また、大きな病気の原因にもなります。したがって、青汁を飲むことによって、食物繊維を摂取することは、健康的な生活を送る上では重要なポイントともなるのです。

また、青汁にはビタミン類も豊富に含まれています。ビタミン類は野菜などを食べることによって摂取することができます。しかし、野菜不足の状態が続くと、食べ物からそのようなものを摂取することは難しくなります。そして、抵抗力が弱まり、風邪をひきやすくなったりするのです。ビタミン類の不足を補うためにも、青汁は有効なものだといえます。

野菜というものには、健康に欠かせない重要な栄養素が含まれています。そして、もちろん、毎日の食事からその栄養素を摂取することが望ましいです。しかし、生活パターンというものは人ぞれぞれです。そして、人によっては、十分な野菜を食べることが難しいこともあるのです。そのような時にオススメなのが青汁だといえます。

青汁は、水や牛乳に溶かして飲む粉状のものもあれば、ジュースのようにそのまま飲むタイプもあります。どちらのタイプも、毎日続けやすいです。そして、手軽に野菜不足を補うことができるのです。健康なからだというものは、毎日の積み重ねから始まります。野菜不足の状態が続くことはよくありませんが、青汁を続けることによって、それを解消することもできるのです。